電気自動車(EV)とガソリン車を徹底比較! おすすめ車種も紹介

近年、新しい車に乗り換えるにあたっては、ガソリン車だけでなく電気自動車(EV)という選択肢もあるため、悩んでいる方は少なくありません。この記事では、燃費や車両価格、税金などの面から両者を比較し、それぞれのメリットを紹介します。お悩みの方はぜひ参考にしてください。
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電気自動車とガソリン車を比較!

EV(Electric Vehicle:電気自動車)とガソリン車には、それぞれメリットとデメリットがあります。より適した車を選ぶために、燃費や環境負荷、税金など多岐にわたる視点から両者を比較します。

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燃費で比較

現在の日本では、EVの走行時に消費する電気代の方がガソリン車が消費するガソリン代よりも安価な傾向にあります。そのため、ガソリン車よりもEVの方が走行コストを低減できます。電気とガソリンを併用するPHEV(Plug-in Hybrid Electric Vehicle:プラグインハイブリッド車)やHEV(Hybrid Electric Vehicle:ハイブリッド車)も、ガソリン車に比べて燃費を抑えられます。

環境への配慮で比較

EVには、現状では製造時の環境負荷が比較的高いという課題を抱えていますが、一方で走行時は地球温暖化の原因となるCO2を一切排出しません。そのため、世界各国において温室効果ガスの排出削減策として推進されています。また、石油消費量の削減やそれに伴うエネルギー安全保障対策につながることも期待されています。

給油/充電方法で比較

ガソリン車の給油は、全国各地にあるガソリンスタンドに行けば数分程度で完了します。一方、EVをフル充電する場合、急速充電器を使用したとしても30分程度はかかります。しかし、充電ステーションで充電している間に食事や買い物ができるため、「駐車場に戻ってきたら充電が完了していた」といった感覚で充電できます。

ただし、地域や施設によっては充電スポット・充電器が少ない場合もあります。そのようなケースでは、自宅にEV充電用コンセントを設置するなどして、就寝時などに充電ができる環境を整えなければなりません。

車両の値段で比較

車両本体の価格は、一般的にガソリン車よりもEVの方が高額です。EVに搭載されているリチウムイオンバッテリーがその大きな要因です。リチウムイオンバッテリーは充電可能な電池で、スマートフォンやノートPC、太陽光発電用の蓄電池などに幅広く利用されています。しかし、原材料であるリチウムの高騰やEVの需要が増加といったさまざまな理由で、長年にわたって供給不足が続いており、価格が高騰していました。

ここ数年で、バッテリーケミストリーの改善や競争の激化などによって、リチウムイオンバッテリーの価格と供給が安定化しつつあります。それに応じて、EVの価格もガソリン車と同程度になることが期待されます。

また、EVの購入にあたっては、国や地方自治体による各種補助制度も利用可能です。例えばクリーンエネルギー自動車導入促進補助金(CEV補助金)では、EVやPHEVなどを購入する際、費用の一部が助成されます。こういった制度を活用することで、EVを購入する経済的・心理的ハードルを下げられます。

税金で比較

税金面においてもEVが優遇されています。自動車の燃費性能に掛かる自動車税(環境性能割)は、2026年3月末まで非課税です。また、排気量に応じて課税額が変動する自動車税(種別割)も、排気ガスが出ない電気自動車は、最も低い税額に設定されています。さらに、条件を満たせば下記の制度も適用されます。

・グリーン化特例
令和8年3月末までに新車新規登録を行った場合、その年度の翌年度の自動車税が約75%軽減される制度です。対象となる車種はEVやPHEVなどです。

・エコカー減税
環境性能に優れた車に対して、購入時などの自動車重量税を減免する制度です。例えばEVやPHEVは、取得時・初回車検時ともに100%免除されます。

電気自動車のメリット

ガソリン車は、搭載されたエンジン内でガソリンを燃焼させて走行します。そのため、音や振動は比較的大きくなります。一方、EVはバッテリーで駆動するモーターによって走行するため、特に低速時はほぼ無音です。また、振動もほとんど発生しません。

静かに走りを楽しみたい方や会話や音楽などを楽しみたい方にとっては、EVならではの静寂が心地良いと感じるでしょう。一方で、エンジン車ならではの排気音が好きな方にとっては、EVは静か過ぎると感じるかもしれません。
また、EVは非常時にも有用です。場合によっては初期費用が掛かりますが、停電や災害が起こった際、車のバッテリーから電気を供給できる装備を搭載できます。携帯電話の充電をはじめ、エアコンや照明、冷蔵庫、洗濯機などの電力をまかなうことが可能です。

ガソリン車のメリット

ガソリン車はサプライチェーンが確立されており、販売価格も比較的安定しています。車種も豊富にあり、ライフスタイルや好みにあった車を見つけやすい点もメリットです。故障した際も、修理を行える人材が多く部品も入手しやすいため、修理費用を抑えやすいという利点もあります。
また、ガソリンエンジンは安定的に高出力を生み出すことが可能です。ただし、加速性能に関してはEVに搭載されているモーターの方が優れているとされています。

電気自動車(EV)へのお乗り換えを検討中ならレクサスがおすすめ

レクサスであれば電気自動車に乗り換える相談が可能

全国のレクサス販売店では、BEV(Battery Electric Vehicle:バッテリー式電気自動車)に関する専門知識を備えたBEVコンシェルジュという相談窓口を設けています。機能や性能、メンテナンスに関するものなど、不明点や疑問点を解決します。BEVの購入を検討するにあたって何らかの不安を感じている方に最適です。

レクサスの電気自動車(EV)の車種

電気自動車(EV)とガソリン車を徹底比較! おすすめ車種も紹介:イメージ03

レクサスのBEVはRZとUX300eがあります。RZシリーズは、レクサス初のBEV専用モデルです。操縦の安定性と乗り心地を追求するとともに、実用的な航続距離を実現しています。
UX300eは走る楽しさを追求したモデルです。バッテリーを床下に配置することで、スポーツカーに匹敵する走行性能を実現しています。レクサスならではの操舵感、シームレスな加減速、直感的なサウンドコントロールなども魅力です。
レクサスでは、BEVだけでなくPHEVもあります。PHEVは外部からバッテリーに充電できるハイブリッド車です。電気モーターとガソリンエンジンの両方を備えているため、長時間の走行でもバッテリーの残量を気にする必要が軽減されます。レクサスのPHEVは、グローバルコアモデルであるRXをはじめ、複数の車種を取りそろえています。

まとめ

EVはガソリン車と比較して、初期費用が高くなる傾向にある一方で、走行コストや環境面でのメリットがあります。ガソリン車にも良さがありますが、充電のしやすさ、静かな駆動音、走行コストなどを総合的に考慮した場合、EVに魅力を感じる方は少なくありません。

EVの初期費用に関しても、ボトルネックとなっていたリチウムイオンバッテリーの価格が安定化しつつあるため、それに伴って車両価格も着実にリーズナブルになりつつあります。そのため、費用面からこれまで購入を見送っていた方は、この機会に検討することをおすすめします。国や地方自治体による補助制度や税制での優遇も有効です。

レクサス販売店では、BEVに関するどのような質問に対しても、専門のBEVコンシェルジュが丁寧にお答えします。レクサスのBEVならではのシームレスで快適な走りをぜひ体感してください。

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