PHEVの充電|方法・時間・スポット・料金などについて解説

PHEVの購入を検討している方にとって、自宅で必要な充電設備やかかる費用、満タンになるまでの時間、充電スポットの料金など、疑問に感じることが数多くあるはずです。PHEVは充電なしで走行できるものの、大容量バッテリーによるメリットを十分に活かさなければ、走行コストの低下は実現しません。
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PHEVは充電しなくても走る

PHEVは、プラグで充電可能なバッテリーと、ガソリンで稼働するエンジンを搭載したEVです。ガソリン車とEV、双方の利点をあわせ持つハイブリッドカーは、万が一バッテリーの充電が切れてしまった場合でも、ガソリンで走行を継続することが可能です。

また、PHEVはBEVに比べると電気による走行距離は短いですが、自宅周辺の送迎やお買い物中心の使い方ですと、電気による走行中心の使い方が可能です。

PHEVの充電方法と充電場所

PHEVの充電は、コンセントや普通充電器から供給される電気をコネクターを介して充電する普通充電が基本となります。

普通充電は、100vや200vの交流電流をインバーターで直流に変換し、バッテリーへ充電する方法です。普通充電器のコネクターを車に接続して充電を行います。また、自宅の車庫などにコンセントを設置すれば、車載の充電ケーブルを用いて充電が可能です。

自宅にコンセントを設置する費用は約10万円、普通充電器は数十万円程度で設置できます。深夜に電気代が安くなるプランを契約していれば、夜間に充電することで電気代の抑制効果が期待できます。

急速充電対応のPHEVもありますが普通充電に比べて、バッテリーに負担がかかりやすいので、一般的によく利用される充電方法は普通充電です。普通充電では、電流がゆっくり流れるため、急速充電と比較して電圧も高くなりません。
また、PHEVの購入者が普段どこで充電をしているか調べたオーナー様アンケート「2024年2月 TM東京調べ」によると、外部充電経験がない人が71%であったことから、いつもは自宅で普通充電を行っている方が多いようです。
購入者からは、深夜電力利用によるコストダウンやガソリンスタンドへの立ち寄りが不要になったことによる利便性の向上といったメリットも挙げられ、EV購入者の満足度の高さがうかがえます。

参照元:PHEV(NX450h+、RX450h+) オーナー様アンケート「2024年2月 TM東京調べ」

PHEVの充電時間の目安

普通充電する際に必要な時間は、6~20時間が目安です。たとえば、レクサスのNXシリーズなら、200v/16Aの電源から供給した場合、約5時間30分、100v/6Aの電源なら約33時間で充電を満タンにできます。

EVの充電時間は、バッテリー容量÷充電器の出力で算出できます。バッテリー容量が40kWh、充電器の出力が3kWの場合、40÷3=13.3時間が充電にかかる時間です。

このように、充電時間は普通充電器の出力と、バッテリー容量で変わります。普通充電器の出力が3kW、バッテリー容量が50kWhであれば、50÷3=16.7時間といった試算になり、充電時間は長くなります。
また、充電時間は充電器の出力だけで決まるものではなく、車種やバッテリーの残量、バッテリーの劣化等の要因で変化します。

ただ、レクサスのPHEVには希望の時刻までに充電を完了させるなど、充電スケジュールを登録して、タイマー充電ができるので、ご旅行やドライブの予定に充電完了時間合わせることができます。

PHEVの充電にかかる料金

自宅でPHEVを充電するには、普通充電器もしくは200vの充電用コンセントを設置しなければなりません。充電に要する電気代は、1回につき数百円から2,000円程度が目安です。バッテリー容量が大きい場合、より多くの充電時間を要するため、電気代はもう少し高くつくかもしれません。

外部で充電する際には、充電認証カードが必要です。これは、EVの充電スタンドで充電を行う際に必要なツールです。サービスによって異なるものの、カードの入会や登録料が初期費用として発生し、その後は月会費を支払います。

サービスによる違いはありますが、入会金や登録料は1,500円程度、月会費は500~2,500円程度、利用時間ごとの費用は1分あたり約2.5円です。

充電スタンドを自宅に設置してPHEVを充電するには?

充電用のコンセント、もしくはスタンドタイプの普通充電器を自宅に導入する方法もあります。壁面にコンセントを設置する場合、かかる費用は10万円程度、約半日から1日で工事が終わります。

スタンドタイプは、工事費用も含めて20万円~が目安です。自立型の製品を設置する場合、コンクリートの基礎工事や配線工事などが必要になるため、さらに工事の内容によって金額が変化します。6kWの高出力で充電できるV2H機器は、本体と工事費用あわせて50~100万円ほどが目安です。

V2Hは、災害時などにPHEVを電源として使用できるため、防災の観点からも注目されている製品です。導入コストを抑えたいのであれば、コンセントタイプが適しています。なお、充電1回あたりの電気代は、電気料金の単価によって異なるものの、600~900円ほどです。(レクサスPHEVはV2H非対応)

レクサスPHEVなら自宅でも充電ができる

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PHEVは、充電のタイミングによってかかるコストが変わります。現在契約している電気料金プランの見直しを含め、PHEVを契約した際に必要となるコストをシミュレーションして把握しておくことも大切です。

自宅に充電器を設置する方法

レクサスのBEV、PHEVのオーナー様を対象とした「TOYOTA GREEN CHARGE」を利用すると、車の利用シーンや自宅の環境に応じた充電器設置工事の提案を受けられます。また、経験豊富な工事業者を紹介してもらえるほか、比較的リーズナブルな価格で工事することも可能です。

また、以下の期間ではキャンペーンも実施します。

施策内容:PHEV「普通充電器本体1基+設置工事費」半額サービス
期間  :2024年12月1日(日)~2026年3月31日(火)ご成約分
対象車種:NX450h+、RX450h+の新車を購入された方(都内レクサス店舗に限る)

上記のキャンペーン中は普通充電器と設置工事が半額になります。まとまった費用が発生する充電器設置のコストを抑えられるため、ぜひ前向きに検討してみてはいかがでしょうか。

参照元:LEXUS NX|PHEVシステム・充電|LEXUS

充電カードを使う方法

遠くに出かけているときなど、自宅での充電ができない場合、充電カードの発行によって、全国に約12,500基ある普通充電器を利用できます。全国各地のレクサス販売店や商業施設、ゴルフ場、宿泊施設などに設置されているので、レジャーや帰省などで走行距離が長くなる際も安心して走行できるのも魅力です。

利用には「EV・PHV充電サポート」への申し込みが必須です。加入すると、各地にある充電施設の情報や、充電利用料金などをチェックできます。

参照元:トップページ|EV・PHV充電サポート ユーザーサイト

まとめ

PHEVに充電できる充電器は電力量によって充バッテリー容量÷充電器の出力で算出でき、目安は6~20時間です。また、1回当たりの充電料金は数百円から2,000円程度です。 レクサスのPHEVなら、キャンペーンやサービスを利用してリーズナブルな価格で充電器を自宅に設置できるので、気になる車種がある方は、ぜひ詳細な情報をチェックしてみてください。

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