レクサスの電気自動車ラインナップ|充電方法・減税や補助金の制度

レクサスの電気自動車には複数のシリーズがあり、それぞれが異なる魅力を持ちます。本記事では、レクサスがリリースしている電気自動車のシリーズとモデル、充電方法、減税や補助金制度などについて解説します。
レクサスの電気自動車ラインナップ|充電方法・減税や補助金の制度:イメージ01
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レクサスの電気自動車ラインアップ

BEV

BEV(Battery Electric Vehicle)はガソリンエンジンを搭載しておらず、バッテリーとモーターのみで駆動する自動車です。エンジンを積載しないためシンプルな構造であり、従来のガソリン車よりも使用部品が少なくなっています。

そのため、部品の交換やメンテナンスの頻度が少ない傾向にあり、ガソリン車よりも維持費を抑えやすい点がメリットです。また、ガソリンを燃やして駆動力に変換する仕組みではないため、二酸化炭素がいっさい排出されず、地球環境保護の観点からも注目を集めています。後述するPHEVより燃費(電費)が良い点も魅力です。

オーナー様に対するアンケート調査「2024年2月 TM東京調べ」では、BEVを検討したきっかけについて「レクサス販売店スタッフから話を聞いて」という回答が最も多く、次いで「メーカーHPを見て」という回答が多くなっています。

現在、レクサスのBEVには、RZとUX300eという2つのモデルがあります。それぞれ特徴が異なるため、購入を検討している方はぜひチェックしてください。

RZ

RZにはRZ450eとRZ300eの2つのモデルがあります。新工法を取り入れることにより、軽量でありながらも高い硬度を持つボディを実現しました。ボディの軽量化は、航続距離の低下を抑えることにも寄与しています。
また、シートの座り心地が良く、騒音・振動が低減されていることから、ドライビング時の快適性にも優れています。床下に搭載しているバッテリーには遮音壁としての機能ももたせているほか、風切り音の低減にも成功しています。長距離のドライブからのんびりとした街乗りまで、多彩なシーンで活躍します。

大容量リチウムイオン電池セルと、高効率なインバーターを採用している点も特徴です。これによって、一度フル充電すればRZ450eは494km、RZ300eは599kmの航続が可能(一充電走行距離、国土交通省審査値)です。

関連記事:LEXUS ‐ RZ

UX300e

UX300eは、走る楽しさと使いやすさを追及したモデルです。version Lとversion Cの2タイプがあり、いずれも新たに開発した大容量電池パックの導入によって、512kmの航続距離(一充電走行距離、国土交通省審査値)を実現しています。新開発の大容量BEVバッテリーは容量72.8kWhで、安全性を考慮して低温時に機能する電池昇温システムも採用されています。

BEV専用モーターを採用している点も特徴です。軽量かつコンパクトなサイズにもかかわらず、高出力と高効率化を実現しており、高速走行から街乗りまで多彩なシーンに対応します。

従来のBEVは、エンジンがないゆえにロードノイズをはじめとした外部の音が内部へ響きやすい課題がありました。しかし、UX300eは優れたノイズクリーニング技術を活かしてこの課題を解決しています。高い静粛性を実現しているため、快適にドライブを楽しめます。

関連記事:LEXUS ‐ UX300e

PHEV

PHEV(Plug-in Hybrid Electrical Vehicle)は、ガソリンと電気どちらも動力として使える電気自動車です。電気自動車で長距離を走行するケースでは、常に充電スポットの存在を気に掛けなくてはなりません。電気だけでなくガソリンでも駆動するPHEVなら、万が一バッテリーの残量がなくなっても走行できるため、充電切れになって動けなくなるリスクを回避できます。

BEVと比較すると、PHEVは航続距離の長さに秀でています。また、ガソリンでも駆動するため、自宅に充電器を設置していなくても購入しやすい点が魅力です。

レクサスのPHEVには、RXとNXの2つのモデルがあります。以下、それぞれの特徴をピックアップしました。

RX

RXシリーズには、HEVでターボエンジン搭載のRX500h、PHEVのRX450h、NAエンジン搭載のRX350h、2.4Lターボエンジンを搭載したRX350があります。

走行状況に応じて、複数の走行モードから選択できる点がひとつの特徴です。走行モードは、モーターのみで軽快なドライビングを楽しめるEVモード、一時的にエンジンを駆動しダイナミックな加速を実現するAuto EV/HVモード、バッテリーを温存できるHVモードの3種類です。

また、先読みエコドライブ機能によって、ルート状況やバッテリー残量などに応じてEV走行とHV走行が切り替わり、燃費の向上に貢献します。

なお、RX450h+ “version L”には、走行モードと先読みエコドライブ機能が標準装備されています。

非常時給電システムは、災害時などに役立ちます。車のバッテリーからアクセサリーコンセントを通じて電力を供給できるため、もしもの時も安心です。

関連記事:LEXUS ‐ RX

NX

NXシリーズには、PHEVのNX450h+、HEVのNX350h、ターボエンジン搭載のNX350、NAエンジン搭載のNX250があげられます。

車両の基本性能を大幅に高めており、なおかつ安全性を徹底して追及したシリーズです。独立行政法人 自動車事故対策機構(JNCAP)において、NXは予防安全と衝突安全性能が高く評価され、2023年度に自動車安全性能2023ファイブスター賞を獲得しました。

圧倒的な静粛性を実現しているのも特徴です。吸音材や遮音材を最適な箇所に配置することで、エンジン音やロードノイズ、風切り音などの侵入を阻止しています。

関連記事:LEXUS ‐ NX

レクサスの電気自動車に使える減税・補助金制度

減税や補助金の対象となる車種なら、車両の購入や維持に関わるコストを抑えられます。レクサスの電気自動車のように、環境に配慮した設計や機能を備えた車両は、エコカー減税やグリーン化特例、環境性能割といった減税制度の対象です。

エコカー減税とグリーン化特例は、いずれも排出ガス性能や燃費性能が高い車両の性能に応じて、自動車重量税、自動車税を免税、軽減できる制度です。環境性能割は、環境負荷が小さな車両ほど、取得時に課せられる税率が低くなります。

また、国や自治体の補助金を利用できる可能性もあります。国の補助金なら「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」が一例です。各自治体が独自の制度を用意しているケースもあるため、気になる方は自治体の公式HPをチェックしてみましょう。

レクサスの電気自動車の充電方法

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レクサスの電気自動車を充電する際は、自宅での普通充電や外部での急速充電を使用します。なお、BEVおよびPHEV購入者様へのアンケート調査結果を見ると、充電の頻度は「週に1回以下」が最も多く、次いで「週に1~2回」と回答した方が多く見受けられました。

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「2024年2月 TM東京調べ」


自宅での普通充電

レクサスでは、BEV対象車種を購入した方を対象に、レクサスオリジナル普通充電器本体および、設置基礎工事を無償提供しています。また、BEVやPHEVの付加価値および利便性向上を目的としたサービス「TOYOTA GREEN CHARGE」では、リーズナブルな価格で充電器設置工事を行っているほか、CO2フリー電力プランを利用できる提携会社の紹介もしています。

施策内容:BEV「レクサスオリジナル普通充電器本体1基+普通充電器設置工事」無償サービス
期間  :2023年4月~2026年3月末
対象車種:RZおよび新型UX300eの新車を購入された方

施策内容:PHEV「普通充電器本体1基+設置工事費」半額サービス
期間  :2024年4月1日(月)~9月30日(月)ご成約分
対象車種:NX450h+、RX450h+の新車を購入された方(都内レクサス店舗に限る)

安心かつ快適なEVライフ実現のため、ぜひ上記のキャンペーンをご利用ください。

外部での急速充電

BEVは、全国のレクサス充電ステーションで充電器を利用できます。基本料金は月額1,000円で、新車なら初年度登録日から3年間は費用がかかりません。基本料金以外に、従量料金として1分あたり80円がかかります。

また、EV・PHV充電サポートに加入すると、全国のレクサス販売店のほか、約21,000基を展開している充電ステーションの利用が可能です。こちらはカードの発行料に1,650円必要で、基本料金や従量料金は選択するプランによって変わります。

自宅の戸建て住宅や集合住宅内に充電設備が設置されていないケースもありますが、外部の充電設備を使用すれば問題ありません。実際、オーナー様へのアンケート調査「2024年2月 TM東京調べ」でも全体のうち約25%が「自宅に充電設備が設置されていない」と回答しています。充電設備は、全国のレクサス販売店・充電ステーション以外にも、ショッピングセンターやスーパーなどの商業施設、道の駅などに設置されています。

まとめ

レクサスの電気自動車は、バッテリーのみで動くBEVと、ガソリンでも駆動するPHEVがあり、それぞれ魅力的なモデルがリリースされています。車両購入や維持費削減に役立つ減税制度や補助金もあるので、電気自動車の購入を考えているのなら併せて検討してみてはいかがでしょうか。

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