クルマを購入するポイントは、家族構成やライフスタイル、生活環境や経済状況、年齢やお住まいなどによってもさまざまです。例えば、お買い物やお子様の送り迎えがメインの方もいれば、休日にドライブや旅行などのお出かけを楽しみたい、キャンプやウィンタースポーツの相棒がほしいなど、目的にも違いがあります。さらにお住まいの駐車場環境、またご予算も忘れてはいけないポイントです。 

そこで今回は、『近場での移動が中心の方におすすめのレクサス』『ドライブ好きな方におすすめのレクサス』『アウトドア好きな方におすすめのレクサス』という3つのテーマで、レクサスのモデルをご紹介いたします。クルマを購入する理由はさまざまですが、ライフスタイルにマッチした車種を選ぶことが大切です。 

お買い物やお子様の送り迎えなど街中の運転が多い方におすすめのモデルをご紹介いたします。今回は、「狭い道でも運転しやすいこと」と「駐車場や百貨店などの駐車場に対応したサイズ」という2点に絞って、おすすめモデル3台をピックアップいたしました。 

まず、狭い道でも運転しやすいクルマのポイントですが、都内の住宅街は狭い道も多く、大きなクルマだと入れなかったり、曲がれなかったりすることもあります。
そこで重要なのが『最小回転半径』です。最小回転半径とは、ハンドルをいっぱいに回した状態で旋回したとき、前輪外側の軌跡の軌道半径を表す数値で、簡単に言えば『どれくらい小まわりが利くのか』を判断する材料になります。最小回転半径が小さければ、狭い路地や駐車場でも小まわりが利き、運転がしやすくなります。 

また、都内の場合は、狭い路地のほか、駐車場に制限がある場合もあります。例えば、都内の月極駐車場や戸建てのビルトインガレージなどは、全長5.0ｍ×車幅1.85ｍを想定している場合が多くなっています（あくまで一例で、これよりも広く設定されている場合もあります）。
これは商業施設の立体駐車場（自動式立体駐車場や機械式立体駐車場）も同様で、車幅や全長に制限を設けている場所が多く存在しております。そのほか、立体駐車場の場合は、車幅や全長のほか、全高の制限が厳しいこともあります。とくに都内で多い機械式立体駐車場の場合、場所によって異なりますが、全高1.55m以下という設定がほとんどです。 

そのため、全長5.0ｍ以下、全幅1.85m以下、全高1.55m以下のクルマを選んでおくと、駐車場で困ることも少なく、都内でスーパーマーケットや百貨店にお買い物に行く際にも安心です。
そこでおすすめするのがSUVの『NX』『LBX』『UX』です。 

レクサスNXは、「意のままの走り」を実現した走行性能と乗り心地を高次元で両立したクロスオーバーSUVです。さらに、オフロード走行時の走破性と安定性・快適性も兼ね備え、街乗りからアウトドアまでオールマイティに楽しめる1台となっています。グレードは、2.5Lエンジンにプラグインハイブリッドシステムを組み合わせた『NX450h+』のほか、2.5Lハイブリッド車となる『NX350h』、2.4Lターボエンジンを搭載した『NX350』、2.5L自然吸気エンジンを搭載した『NX250』を設定。ボディサイズは全長4,660mm×全幅1,865mm×全高1,660～1,675mmで、最小回転半径は5.8mです。 

SUVらしい堂々とした佇まいと、運転席からの見晴らしのよさに加え、適度なボディサイズで小まわりも利き、ガソリン車やハイブリッド車、プラグインハイブリッド車と選択肢が多く、好みの1台を探しやすいモデルと言えるでしょう。また、ハイブリッド車/プラグインハイブリッド車は、燃料消費率（国土交通省審査値/WLTCモード）が19.6～22.2km/Lで燃費性能にも優れているので経済的です。 

できるだけ小さくて扱いやすいクルマをお探しなら、歴代レクサスで最もコンパクトな『LBX』がおすすめです。堂々としたSUVらしいスタイルながら、ボディサイズは全長4,190mm×全幅1,825mm×全高1,545mmとコンパクトで、機械式駐車場にも余裕で収まるサイズになっています。さらに最小回転半径も5.2mなので、狭い路地や駐車場でも運転しやすくなっています。搭載されているエンジンは、直列3気筒1.5Lガソリンエンジンで、全グレードハイブリッド車なので燃費性能も良好です。 

グレードは、『Cool（クール）』『Relax（リラックス）』『Elegant（エレガント）』のほか、ハイパフォーマンスモデルになる『MORIZO RR（モリゾー アールアール）』も用意。
そのほか、外装色はもちろん、シートやシートベルト、ステッチのカラー、刺繍やトリム加飾、アルミホイールなどを自由に組み合わせられる『Bespoke Build（ビスポーク ビルド）』もラインアップ。ビスポークとは、高級車などで見られるオーダーメイドシステムです。
LBXは、カラーやパーツを組み合わせて自分好みに仕上げられるので、個性を主張したい方にもぴったりの1台です。 

「流行りのSUVタイプが気になるけど、車高の高いクルマは乗り慣れていないし、駐車場等の制限も心配……」という方におすすめなのが、スポーティかつエレガントなスタイルが特徴の『UX』です。クロスオーバーSUVに属するUXですが、ボディサイズは全長4,495mm×全幅1,840mm×全高1,540mmとなり、今回紹介する3台の中で全高が一番低くなっています。また全長は、NXよりも短く、LBXよりも長い中間的なサイズで、ほとんどの機械式立体駐車場が利用可能。パワートレーンは2.0Lハイブリッドエンジンで、駆動方式は2WD（FF）とAWD（4WD）から選択可能です。 

また、ガソリンを使わず、電気だけで走るBEV（バッテリー式電気自動車）『UX300e』もあるので、最先端の電気自動車に乗りたいという方にもおすすめです。BEVとなるUX300eのボディサイズは、ハイブリッド車と同様なので運転も安心です。 

クルマを選ぶときに趣味性を求める方も多いでしょう。とくにレクサスの“走り”に期待する方は多いはずです。それはスポーツ走行だけではなく、休日のドライブで伝わる走行性能、ご家族やご友人と一緒にドライブに出かけるときに感じる快適性や安定性、お仕事帰りに少し遠まわりしたくなるような高揚感など、何に悦びを見出すかは人それぞれです。 

レクサスでは、スポーティな走りとルックスを持つクーペ、大人の余裕と快適な乗り心地が魅力のセダン、普段使いからアクティブな遊びまで楽しめるSUVと、さまざまなラインアップをご用意しています。そんな数あるモデルの中からラグジュアリークーペの『LC』、コンパクトFRスポーツセダンの『IS』、BEV（バッテリー式電気自動車）専売モデルとなる『RZ』をご紹介いたします。 

レクサスの走行性能を存分に楽しみたいという方には、フラッグシップクーペとなる『LC』が最適でしょう。独創的なデザインに優れた走行性能、ドライバーの意図に対して忠実でリニアな応答など、レクサスならではの乗り味『Lexus Driving Signature』を進化させたモデルとなります。グレードは、V型6気筒エンジン+ハイブリッドシステムを搭載した『LC500h』と、V型8気筒エンジンを搭載した『LC500』の2種類に大きく分けられます。 

駆動方式は、すべて2WD（FR）で、クーペボディが基本になります。また、ガソリンエンジン車には、オープンボディの『LC500 Convertible（LC500コンバーチブル）』も設定。より軽快で開放感溢れる、ダイナミックなスタイルと走りが楽しめるモデルとなっています。 

走りを楽しみたい方、ご家族や友人とのドライブや旅行なども1台で楽しみたいという方に最適なモデルがコンパクトFRスポーツセダンの『IS』です。初代モデルから「クルマを操る楽しさ」を追求してきたレクサスISは、世界各地で走り込み、走りの性能を鍛え上げきたモデルで、ドライバーの意図に忠実でリニアな応答性に加え、セダンとして日常の走行シーンでも心地よい走りを体感できる1台となっております。 

グレード構成は、V型8気筒エンジン搭載の『IS500』を筆頭に、V型6気筒エンジンを搭載した『IS350』、直列4気筒ハイブリッドシステムを搭載した『IS300h』、直列4気筒ターボエンジンを搭載した『IS300』となり、豊富なバリエーションの中から好みの1台をお選びいただけます。またデザインについてもロー＆ワイドで、シャープなキャラクターラインによってアグレッシブな印象に仕上がっています。レクサスのセダンシリーズの中ではコンパクトなので、普段の街乗りでも扱いやすく、どんなシーンにもマッチするクルマと言えるでしょう。 

最近では、キャンプなどアウトドアが人気で、アクティブな外遊びを楽しむためにクルマの購入を検討している方も増えています。そんなアウトドアを楽しむポイントが収納力と長距離移動の快適性です。これはキャンプに限らず、大きなゴルフバックを積んで移動するゴルフが趣味の方、スキーやスノーボードを楽しまれる方も気になるところでしょう。それに加え、キャンプやスキー、スノーボードでは、未舗装路や雪道などを走る機会も増えるので、チェックしておきたいポイントです。 

そんなアウトドアを思いっきり楽しみたい方には、市街地～高速道路～雪道までシーンを選ばないラグジュアリーSUV『RX』、さらに未舗装路や雪道もガンガン走るという方にはフラッグシップSUV『LX』、大人4名乗車でゴルフを楽しみたい方にはセダンの『ES』という3モデルがおすすめです。 

レクサスを象徴するラグジュアリーSUV『RX』は、普段のお買い物から高速道路での長距離移動、さらに雪道に強いAWD（4WD）の設定もあるので、どんなシーンでも活躍するクルマです。ラゲージルームは、後席を倒さなくても9.5インチのゴルフバックであれば4個、スーツケースならおよそ140Lと70Lを2個ずつ積み込めます。さらにリヤシートは、4:2:4分割可倒式になっており、積載量や乗車人数によってアレンジも自由自在。リヤシートを前倒しにした場合、約2,250mmまでラゲージスペースの長さを拡張でき、スキーやスノーボードなどの長物の積載も余裕です。また、大人が十分に横になれるフラットなスペースが生まれるので、車中泊なども楽しめるでしょう。 
※ラゲージルームの容量についてはVDA法にて測定。ゴルフバックやスーツケースの大きさによっては積み込めない場合もございます。レクサス東京販売店の実車にてご確認ください。 

RXよりも広く、力強い走りを求めるなら、レクサスのフラッグシップSUV『LX』がおすすめです。「世界中のどんな道でも楽に、上質に」をコンセプトに信頼性・耐久性・悪路走破性に加え、乗り心地や静粛性などを磨き上げることで、お客様のライフシーンを一層豊かなものに昇華します。3.5L V型6気筒ツインターボエンジンは最高出力305kW（415PS）/最大トルク650N・ｍ（66.3kgf・ｍ）を発揮し、10速化されたパワートレーン「Direct Shift-10AT」により、オフロードはもちろん、オンロードでも力強く、安心感のある走りを実現します。 

乗車定員は、4人/5人/7人を設定。ラゲージルームの広さは、乗車定員によって異なりますが、5人乗りで1,109L（後席使用時/ゴルフバック5個収納可能）、7人乗りで174L（セカンドシート・サードシート使用時にはゴルフバック1個収納可能/セカンドシートおよびサードシート格納時には1,977Lまで拡大）、4人乗りで767L（後席使用時/ゴルフバック4個収納可能）となっています。 
※ラゲージルームの容量はVDA方式で測定。ゴルフバックについては9.5インチを搭載した場合で、クラブの長さやゴルフバックの形状・大きさによっては収納できない場合もございます 。

ゴルフが趣味という方におすすめのモデルがセダンの『ES』です。ESは、1989年のブランド創設以来、世界中で愛されているモデルです。その特徴は、セダンボディによる優れた静粛性と乗り心地で、あらゆる走行シーンで高い走行性能を発揮してくれます。また、メッシュパターンのグリルをはじめ、押し出し感を強調したデザインも魅力のひとつ。パワートレーンは、全グレードで2.5Lハイブリッドエンジンを採用し、燃料消費率（国土交通省審査値/WLTCモード）22.3km/Lと、運動性能と燃費性能を両立。ラゲージルームには、9.5インチのゴルフバック4個収納可能なので、大人4人で快適にゴルフ場に移動できます。 
※ゴルフバックの大きさによっては積み込めない場合もございます。レクサス東京販売店の実車にてご確認ください。 

今回のコラムでは、『近場での移動が中心の方におすすめのレクサス』『ドライブ好きな方におすすめのレクサス』『アウトドア好きな方におすすめのレクサス』という3つのテーマにあわせて、おすすめのレクサス車を3台ずつご紹介いたしました。もし気になるモデルがあれば、お気軽にお問い合わせください。 

レクサス東京では、今回ご紹介したセダンモデルはもちろん、SUVやクーペなど幅広い車種を取り扱っており、新車のほか、豊富な数の中古車も揃えております。お近くの店舗で、実車を見ながらじっくりご相談ができることはもちろん、経験豊富なレクサスライフコンサルタントが、さまざまな購入方法などについても、わかりやすくご説明いたします。また、自宅や職場からのオンラインによるご相談にも対応しております。 

クルマ選びから各種サービスまで、お客様のライフスタイルを豊かにするご提案が可能ですので、ぜひ一度ご来店ください。